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今日の沖縄 2006.1
大きなものが好き!

 沖縄との語呂合わせで、「おおきなWA!」というようなキャッチコピーがあったような、なかったような。
 それはさておき、沖縄人はどうやら大きなモニュメントが好きなようだ。
 写真右はジンベイザメである。花で作ってある。ジンベイザメやマンタが泳げるほど大きな水槽をもつことで有名な(ギネス級らしい)ちゅらうみ水族館の前で。

 左は、全国どこでも出没する「なんちゃってキティ」。これはシーサーの着ぐるみをかぶっているキティである。かぶりもの付キティを初めて考案した人は誰だかしらないが、うまいことを考えたものである。
 日本各地の名所で、いろんなものに扮装しているキティにぶつかる。そういえば、コスプレブームの一端なのかもしれない。
 キティ人気は世界的らしいので、そのうちエッフェル塔キティとか、ピラミッド・キティとか、マトリョーシカ・キティなんてものができるかもね。

 なにしろキティは動物だけでなく、マリモやゴーヤにまで扮してしまうのだ。ケースの上にちらりと見えるのと、右後方に小さく見えているのがゴーヤ・キティ。
 国際通りの沖縄物産店「わした」、その店先に最近登場した巨大シーサー。
 魔除けとしての勇猛さや守護神としての威厳はまるでないけど、愛嬌はある。
 後姿には哀愁が……ない。




今日の沖縄 2006.2
カンピザクラ

 毎年マンネリで申し訳ないが、やはり沖縄の2月といえば、カンピザクラである。今年は仕事が詰まっているため、遠出ができず、市内の与儀公園という近場で花見をすることにした。与儀公園は牧志の公設市場から近い。那覇市民会館や私立図書館もここにある。市内にしては、大きな公園である。
 農連市場を流れるガープ川がこの公園のなかを流れていて、その岸辺にカンピザクラが咲いている。
 ヤシの木と桜のとりあわせが、いかにも南国沖縄だと思わせる。ピンクの濃い色がカンピザクラの特徴である。この日はとても暖かく、半そでの人もいた。
 日差しに誘われて、近所の人たちもカメラ持参で花見に来ている人が多い。お弁当を食べている人もいたが、酒を飲んでどんちゃん騒ぎという風景がないのもいい。家族連れや、友人たちでなごやかに花見を楽しんでいる
 子供や赤ちゃんづれの家族も多かった。
 高校生グループもカメラ持参。
 サライ世代のなかには、三脚持参で本格的に撮影に挑んでいるカメラマンもいた。モデルが奥さんらしき中年女性であるのもまたよし。
 与儀公園から那覇中心街へ戻る途中、那覇高校前には(一部で)有名なパンダ餃子(という店名)がある。
 公園で花見のあとは、この店に立ち寄って、汁気たっぷり、皮がおいしいパンダ餃子を賞味した。


 定番の焼き餃子。
 ほかにも、鮮やかな緑色がきれいな翡翠餃子(水餃子である)をはじめ、各種餃子、麺類、ご飯類、一品料理もある。

 沖縄観光情報ウェブサイトのパンダ餃子はこちら。




今日の沖縄 2006.3
昔の沖縄

 南風原町(「はえばる」と読む)のイオン(大型ショッピングモール)に昔の沖縄を再現した街並み「ユイマール通り」があるというので行ってみた。ジャスコやヴィレッジ・ヴァンガードなども入っているショッピングモールの二階、片隅にあった。

 入口はこんな感じ。入ってすぐのところには駄菓子屋がある。
 名護のバスターミナルそばにある我部祖河食堂の出店。ここで実際にそばが食べられる。ソーキそばが有名。
 比嘉理容院。通りは薄暗く、昭和の雰囲気を出している。映画『ALWAYS三丁目の夕日』も昭和の話だそうだが、ちょっとした懐古ブームなのだろうか。
 桜坂琉映館。まわりにブルーシールや金武のチャーリータコス、A&Wのテイクアウトの店があって、テーブルで食べられるようになっている。
 上映作品のポスターは『東京キッド』と『ひめゆりの塔』。『東京キッド』は戦後すぐの映画で、時代が少し違うような気がするが。

 なかなか面白い場所ではあるが、ジャスコというのは地元の人が行くショッピングセンターである。ところが、このユイマール通りはむしろ観光客が行ったほうが面白そうなので、場所がいまいちではないだろうか。観光客がよくく行く場所、たとえばおもろまちのDFSギャラリアか、豊見城のアウトレットモール「あしびなー」あたりに作ったほうが客足は伸びそうな感じである。


今日の沖縄 2006.4
昼休みの風景

 沖縄の牧人舎事務所は那覇のオフィス街のまんなかにある。OTV(沖縄テレビ)などもあって、サラリーマンやOLさんが多い。

 この写真は、OTVのすぐ裏の通りだ。昼休みになると、ビーチパラソルを立てたお弁当屋さんが店を出す。いわゆる「おばあの弁当」である。
 最近、沖縄では中高年の肥満が問題になっていて、こういう揚げ物や炒め物が中心の弁当もあまり歓迎されなくなっている。

 とはいえ、350円から500円くらいで満腹になる弁当は、若いサラリーマンの強い味方である。この店は昼休みになるといつも混雑している。
 沖縄ならではの独特のサービスは、弁当を買うと、沖縄そばがついてくるところ。セルフサービスである。

 このお兄さんは、発泡スチロールの容器にそばを入れているところ。
 そばの上から、この大きな金属製ポットに入っているつゆを注げばできあがり。トッピングにキムチを用意している店もあり、人気があるようだ。

 昼時は、OTVのビルのエレベーターにも、そばの入った容器と弁当の白いビニール袋をさげたサラリーマンやOLが大勢いる。お茶はたいてい「さんぴん茶」(ジャスミンティー)である。
 店によって、繁盛ぶりが微妙に違うのが不思議なところで、どこがどう違うのかよくわからないが、こちらはお客が少ない。とはいっても、売り子ものんびりしたもので、あまり呼び込みなどはしない。

 昼時になると、車で売り物の弁当のほか、パラソルや折畳式の台も含めて一切合財を運んでくる。さっと組み立てて、弁当を売る。昼休みが終わったころ、また車で残りの弁当やパラソルを回収してまわっている。


今日の沖縄 2006.5
花の季節

 沖縄はいい季節になった。あちこちで花フェスティバルが開かれている。伊江島は鉄砲百合が一面に咲く。しかし、とまりんから出る高速船マーリンが営業不振のために運航をやめてしまったので、なかなか行きにくい。本部までバスか車で行って、そこからフェリーか船で行くしかない。

 国際通りにポスターと百合の鉢植えがあったので写真に撮ってみた。 沖縄は梅雨です。そろそろ夏の海が恋しくなります。
 そこで、ツツジを見に、東村のエコパークへ行くことにした。ところが、「5月ならツツジ」というのは本土の感覚らしく、行ってみたらもうツツジはすっかり終わっていた。エコパークへ入る前の橋の欄干に飾ってあったツツジのレリーフを眺めるだけでがまんすることになった。残念。
 こちらは沖縄の県鳥、ノグチゲラである。ちなみに、この川の名前は「ヌルマタ川」、橋の名前は「あがりてぃーだ」という。沖縄の地名も北海道のアイヌ名と同じく、本土の人間にはエキゾチックに思える。あがりてぃーだは漢字で書くと「東太陽」である。
 ツツジのあてが外れたので、慶佐次(げさし)まで戻って、「かぐや姫」 という園芸パークへ行くことにした。『琉球新報』に「コスモスが満開」という記事が載っていたからだ。
入園料300円。記事のとおり、コスモスが満開だった。本土の人間にとっては、この季節にコスモスというのも、なんだか変な感じである。
 写真だとわからないが、コスモスというのは風に揺れるところがとてもいい。

 遠くに、やんばるの山がかすんで見える。
 この「かぐや姫」にはログハウス式の宿泊施設やガーデンゴルフなどもあるそうだ。
バラ園も花が咲きかけていたが、疲れたのでそちらはパス。那覇でも、デイゴの花がちはほら咲きかけている。


今日の沖縄 2006.6
夏の予定

 沖縄は梅雨だが、そろそろ夏の海が恋しくなる。
 今年はどの島へ行こうかなと考えるのも楽しい。
 右は小浜島のうふだき(大岳)頂上から見た竹富島。奥に見えるのは西表島。
 以下、写真はすべて去年の夏に撮影したもの。
 黒島灯台ふもとの岩だらけの海岸から見る空は広くて大きい。雲のつくりだす模様がきれいだ。実際には、汗だくで喉がからから、坐っても岩がごつごつしてお尻が痛いので、30分も滞留できないのだが。
 あだんの実は、パイナップルの実に似ている。おもしろい造形である。奄美大島に住みついた画家、田中一村もあだんの実を描いている。
  黒島のプズマリ海岸の夕日。島では、日の光も強烈だが美しい。
 石垣島米原ビーチの夕立。引き潮でサンゴ礁が水面に顔をだしている。ビーチエントリーでサンゴが見られるのに、あまり観光客が来なくて、穴場的なビーチだったのだが、ここにもどうやら大型ホテルができるらしい。


今日の沖縄 2006.6
街かどのイベントなど

 いよいよ夏ですね。
 散歩コースの漫湖公園、犬を散歩させている人も多い。公園の緑も濃くなってきた。
 那覇をめぐって流れる国場川の岸辺では子供のためのカヌー教室が開かれていた。対岸には団地アパートと 白っぽいモノレールの線路が見える。街なかの川でカヌーの練習ができるというのは沖縄ならではである。
 久茂地の県庁そば、りうぼう前の広場では、たいていなにかのイベントをやっている。アフリカから来た子供たちが、これからダンスを披露するところ。奥に見える大きなビルは沖縄銀行の本店である。
  ダンスが始まった。リズムに乗って、子供たちはみんな楽しそう。見ているほうも楽しくなる。
 とはいえ、路上パフォーマンスなので、楽屋などはない。路上のスーツケースが楽屋がわりである。アフリカからわざわざ来たのだから、沖縄を楽しんで帰ってほしいものだ。この子たち、沖縄の食べ物は口にあったかな、などと考えるのは年寄りの余計なお世話というものか。


今日の沖縄 2006.8
夏は離島で。

 宮古島の市場風景。市場は屋根のある建物だが、周囲にもパラソルを立てて、おばちゃんたちが商いをしている。
 那覇の牧志公設市場はもちろん、石垣の市場よりもさらにこぢんまりしている。
 宮古島ならではの商品はマンゴー、そして池間島名産のカツオである。カツオの生干しは、酒の肴にぴったりだ。
 宮古島産のマンゴーはフィリピン産や中南米産のものにくらべてやや値がはるが、味はとてもよい。また、香りもよい。
 売り子はボンネットに長袖シャツと、日焼け対策はばっちりである。
 「さしみ」という看板も沖縄ならではかもしれない。生の魚を扱う店は「さしみ屋」である。沖縄でも刺身はご馳走で、そう毎日は食べられないのだ。といっても、本まぐろや鯛や平目があるわけではなく、タマンやイラブチャーの刺身。島だこやシャコガイは上等(ジョートー)だ。
   沖縄名物といえば、ファーストフード・チェーンのA&W。アメリカ発祥のファーストフード・チェーンなので、内地ではあまり見かけないルートビアを飲ませるので有名だが、この写真はパフェである。
 A&Wは何の略かと聞かれて、「あなたとわたし」といった人がいる。秀逸な答えだが、じつは創立者の名前の頭文字(AllenとWright)だそうである。
 ルートビアといえば、トルーマン・カポーティの『冷血』の犯人たちがルートビアを飲んでいたっけ。


今日の沖縄 2006.10
瀬長島でお弁当

 沖縄も秋らしく、さわやかな気候になってきた。那覇のアパートから車で10分くらいのところに瀬長島がある。
 空港の滑走路のはずれにあり、飛行機が頭上を飛んで離着陸するのがよく見える。ときどき、自衛隊だか米軍だかの戦闘機が飛んでくると猛烈な轟音がするのは難点だが。
 ゴルフ練習場の先を右折すると、新しくできた糸満方面行きのバイパスにつながる(アウトレット・モール「あしびなー」へ行くのに便利)。このバイパスに入ってすぐをまた右折すれば瀬長島だ。
 ご飯が余ったときなど、おにぎりをつくって、ここでランチにすることがある。
 きれいな海を眺め、風に吹かれながらお弁当を食べるのはなかなかよいものだ。
 前に江崎リエさんが沖縄へ来たとき、タクシーの運転手さんに帰りの飛行機に乗る前に海が見たいといったら、ここへつれてきてくれたそうだ。
 そのころにくらべると、バイパスができて道路がきれいになり、レストハウスもできた。昔は何もなかったのだが、食堂や土産物店、トイレもできて、なかなか便利になった。海の向こう、奥の右側に見えるのが飛行場。
 写真の画面左手に見えるあずまやのようなベンチでお弁当を食べる。昼休みに車を止めて、昼寝をしている人もいる。夜は暴走族のたまり場にもなるらしい。
 こっち側の海の向こうには、天気がいいと慶良間諸島が見える。
   これがお弁当。タッパーにおにぎりとゆで卵1個ずつ。おにぎりの中身は、昨夜の夕飯の残りの鮭。デザートのシュークリームとペットボトルのお茶。まんなかの白い蓋は、ゆで卵にかける塩の容器である。